試合に勝つための三原則とは?

こんにちは。

 

けーたです。

 

突然ですがあなたは、

相手を倒す3つの条件って知っていますか??

 

私は中学を卒業するまで

訳も分からずに柔道をしていました。

 

指示されたメニューを

淡々とこなし、

 

目の前の相手と

何も考えずに乱取りをする。

 

それでも、

一生懸命やっていたので

練習に対する満足感はあったし、

 

「俺は強くなっている」と、

漠然とした自信を持っていました。

 

しかし

試合では結果が出ず、

 

反省点もいつも同じようなことばかり

 

その頃の私は、

「今は強い人に勝てなくても仕方ない」

「一生懸命練習すればいつか勝てるだろう」

 

そんな風に考えていました。

 

そして思うように結果を出せないまま

私の中学柔道は幕を閉じました。

 

もちろん一生懸命やっていたので、

とても悔しかったです。

 

何が自分に足りなかったのか、

勝てる人は、なぜ勝てるのか、

 

私は知らなかった、

考えようともしてませんでした。

 

しかし私は

高校に入学し、

監督にある事実を聞かされてから

私の柔道に対する取り組み方が変わりました。

 

そして

練習試合で勝てることが増えていき、

団体戦でもポイントゲッターになりました。

 

またある合宿では、

個人戦の試合を含めた

4泊5日スケジュールすべての対戦で負けなし

という誇れる結果も得ました!

 

しかも個人戦の試合では

オール一本で優勝!

 

私は

以前のような漠然とした自信ではなく、

事実に基づいた勝つための明確なプラン

を作れるようになったのです。

 

そのある事実というのは、

冒頭で質問した

相手を倒す3つの条件です。

 

柔道だけの話ではありません。

 

どの競技でも

ゲームや漫画、

侍の戦や国同士の戦争

動物の生存競争においても

 

戦いに関するほぼすべてにおいて

共通する条件です。

 

太古の昔から変わらない

戦いにおける

相手を倒す3つの条件とは、

 

1:相手が予測できない力(power)

2:相手が予測できない速さ(speed)

3:相手が予測できない騙し(fake)

 

この3つです!

このうち1つでも条件を満たせば

勝つ可能性が生まれます!

 

ここで大事なのは

相手が予測できない

ということです。

 

単純に

相手より力が強ければいい

相手より速ければいい

フェイントを入れればいい

 

ということではありません。

 

わかりやすく説明すると、

 

相手が予測できない力とは、

 

相手があなたの技の威力は50kgだと予測して

本当は100kgまで耐えられるのに

51kgの力で技を受けたとしましょう

 

あなたは52kg以上の技を出せれば

投げることができます。

 

つまり

相手が予測できない力

という条件を満たしたことになります。

 

相手が予測できない速さも同様に

 

相手があなたの技を受けようとするより

一瞬早く技がかかれば

 

条件を満たしてるので投げることができます。

 

相手が予測できない騙し

これは一番わかりやすいと思います

 

前技しかないと相手に思わせれば

面白いくらい後ろ技が効きますよね。

 

しかし実際は、

もっと複雑なので

いろいろ考えねばなりません。

 

また、

相手の実力が自分と同レベル以上の場合

最大限に警戒されると

力とスピードは互角以上になるので

 

条件を満たすのが難しくなります。

 

そのため、

競技レベルが上がるにつれ、

騙しの技術は重要性が高くなります。

 

どの条件を満たすにも

相手の思考を誘導する必要があります。

 

「どうせこのくらいの力(スピード)だろう」

「どうせこの技だろう」

 

そう相手に思わせれば

条件を満たしやすくなります。

 

そしてトレーニングにより

自分の力とスピードが今以上にレベルアップすれば

当然相手の予測を超えることも容易になります。

 

力とスピードに関しては

やはりトレーニングは必須なので

すぐに身に付けるのは難しいとは思います

(いずれ別パートでトレーニング法も紹介します)

 

しかし、

騙しに関しては

柔道をしているとき以外でも

イデアを考えることができます。

 

相手の気持ちになってみて

 

何をされたら騙されてしまうか

について妄想するだけでも

上達につながるので、

ぜひやってみてください。

 

最後まで読んでいただきありがとうございました。

 

それでは。