組手が面白くなる話

こんにちは

 

けーたです

 

突然ですがあなたは

「組手が苦手だ」

そう思ったことがありませんか?

 

私はある考え方

わからない、つまらない

と思っていた組手を

楽しめるようになりました

 

その考え方を知らずに

組手に対して苦手意識を持ったままだと

 

組手レベルが低いままであるため

思うように試合ができない、

技をかけれずに試合が終わる

 

f:id:ijudo:20200504114145p:plain

ということがあり、

柔道の楽しさに気づけないまま

引退する可能性もあります

 

しかし組手の苦手意識をなくして

 

組手のレベルを上げることで

 

自分の理想通りに

試合を進めれるようになり

柔道が楽しくなるだけでなく

 

自分の技の威力を挙げることも可能になります

 

組手が苦手だった

私が組手を

楽しめるようになったある考え方とは

 

「物語を作る」

という考え方です

 

f:id:ijudo:20200504114447p:plain

これだけ聞くと、

意味が分からない

という方もいると思うので

詳しく説明します

 

組手が苦手な人は

組手をする際に

 

相手が何をしたいのかを

考えておらず、

自分が組みたいところ

しか見ていないので

 

持ちたいところが持てないと

パニックになってしまいます

 

そこで役に立つのが

物語を作るという

考え方です

 

まず自分と相手の設定を考えます

 

自分の設定

・右組or左組

 

相手の設定

・右組or左組(相四つ or 喧嘩四つ)

・身長(高い、低い、同じ)

・体重(重い、軽い、同じ)

 

自分の設定は組手のみ

 

相手の設定は

基本的には18パターンしかないので

いずれすべての相手への物語を

作ることができます

 

次に理想の組手を設定します

これは自分が技をかけやすい組手です

 

そして

 

その組手の

障害になるものを想像して

排除して理想に戻す方法を考えます

 

例:理想・自分の右手で相手の奥襟を取りたい

  障害・相手の左手が邪魔

  方法・自分の左手で相手の左手を落とす

  理想・邪魔な手がないので相手の奥襟を取れる

 

例の通りに考えると組手は

右手スタートではなく

左手スタートになりますよね

 

たったこれだけの変化ですが

もし桃太郎で例えるなら

 

f:id:ijudo:20200504135517j:plain

・桃太郎は宝を持って帰ってきました(理想)

 めでたしめでたし。

   

・桃太郎は

 鬼ヶ島の鬼を(障害)

 犬、猿、キジを仲間にすることで(方法)

 

f:id:ijudo:20200504140028j:plain  f:id:ijudo:20200504140054j:plain 

 退治に成功して

 宝を持って帰ってくることができました(理想)

 めでたしめでたし。

 

これくらいの違いがあります。

 

こうしてみると

組手という物語に対してどれくらい

自分の中で理解度が上がってるのが

わかると思います

 

この作業を繰り返していくことで

様々な相手への組手の

対処をすることができるようになり

組手への苦手意識がなくなります。

 

それでも

18パターンすべてを考えるのは

時間がかかるので

 

まずは

自分のライバルを倒す物語

をたくさん考えて

 

試してみてはいかがでしょうか

 

それでは