指導で勝つのはカッコ悪い?

こんにちは

 

けーたです

 

こないだ私が教えている選手に

こんなことを言われました

 

「指導で勝つような選手にはなりたくない」

 

理由を聞くと

カッコ悪い、

本当は弱いのにズルをして勝ってるみたいだ

と言っていました

 

私もかつてはそうでした

一本で勝たないと意味がないと思っていました

 

しかし、

大学のエースだった

先輩とある話をしてから

その考え方が一気に変わりました

 

それまでは

指導で勝つという考え方は

私の中にはほとんどなく

 

指導については

取られなければいい

くらいにしか考えていませんでした

 

そのため細かい練習はしておらず

自分がなぜ負けるのかもよくわからず

 

試合で接戦になると

指導で負けることが多々ありました

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しかしある話を聞いてからは

指導を積極的に狙うようになり

 

結果的に

自分の柔道の幅が増え

一本で勝つことも容易になり

 

余裕をもって試合をすることで

楽に試合で勝てるようにもなりました

 

私の考え方が変わった、

先輩にされた話とは

「指導をとれるやつってカッコいいよな」

という話でした

 

最初わたしは

「何言ってんだこの人...」

と思いましたが

 

話を聞くととても納得できました

 

 先輩の言っていた

指導を取るというのは

 

指導しかとらないという意味ではなく

指導を取ることで相手にプレッシャーをあたえる

ということらしく

 

指導を狙ってとれるようになると

 

試合時間の残りが少ない時や

ゴールデンスコアに突入した際に

相手の焦る気持ちが大きくなり

隙を作りやすくなります

 

逆に自分は

心に余裕ができ

冷静に判断ができるようになります

 

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そのため

接戦の状況でも

余裕があるので

相手は余計に焦ります

 

そうやって

相手の気持ちをコントロールしながら

 

一本を取ることも容易になるので

 

指導を取るのが得意な選手は

とても強そうに見えます

 

そういった意味で

 

先輩は

指導をとれる人はかっこいい

言っていました

 

現在のルールでは

試合展開がとても早いので

 

指導を積極的にとるように

審判も意識をしています

 

そのため、

指導で一本を取る

といったことも

可能になります

 

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また、

審判の印象が良くなるため

有利に試合展開ができます

 

実際に指導を取りやすい

ものとしては

 

・場外

・消極的

・片襟

 

などがあります

 

他にもたくさんのルールがあるので

 

まずはネットにある

国際柔道連盟試合審判規定

を見ながら

 

指導を取るアイデア

考えてみてはいかがでしょうか

 

それでは